花背峠から峰定寺盛りだくさん

今日は29erのMTBを引っ張りだしてふれあい市で聞いた峰定寺のお炊き上げに行ってきました。未だにこのMTBでは花背峠を踏破したことがありません。今日もやっぱり百井別れのはるか下で足をついてしまい、後はほとんど押し。途中で何度帰ろうかと思ったことか。
木がなくなってガードレールがよく見えます。もちろん押してますから写真も撮れます。(笑)
頂上直下に京都の街が見えるポイントがあります。去年の台風で見えるようになったというのが正確かもしれません。ここで標高700mくらいかな?
はるか先は都です。
ここで引き返そうと思っていたのですが、なんと!子供の声が。幼稚園児の課外学習なのか10人くらいがやってきた。おじちゃんは下から上がってきたのよ!先生のすごいの連発に下るわけにはいかなくなって峠のてっぺんを目指したのでした。あちゃー
本来の目的大悲山峰定寺のお炊き上げイベントを見に行く一人ツアー。
大悲山というネーミングがとても物悲しくて一度も行ったことがありませんでした。
今日はお炊き上げのため普段は公開されてない仏像や建物にも入れるらしい。それも無料なのだ。あーいやらしい。
峰定寺に到着すると山伏の方々が100名ほどスタンバイ。ちょっと異様な感じ。
秘仏を見せていただきましたが撮影はNGでした。でもほとんどが平安、鎌倉時代のものらしいです。ボクはよくわかりませんが仏像の背後にある火炎のようなものが真っ直ぐ上ではなく横にたなびいている仏像があり、それはとてもお洒落に感じました。平安時代にお洒落なんてなかったろうに。
それから徒歩30分と言われた建物へ。ひたすら階段を登りますが鎖なども用意されているのでかなり危ない道でした。
到着したのはこんな建物。清水寺の舞台の原形のなったと教えてもらいました。この建物のベランダでしばらく絶景を楽しみましたよ。
降りるとお炊き上げが始まるのでみていってと言われて会場に移動。
先程の山伏さん一行が準備万端。
矢を空に向けて放つと落下地点は奪い合いの修羅場。こんなのみたくなかったよ。
メインのお炊き上げが始まります。杉の葉を燃やすのですが燃えなくて煙がモクモク。
一種のトランス状態。モノクロ写真の左側にに写っている大男はケルガードさんです。
そうそう、この会場はとても綺麗に草が刈られていました。日曜日に地区の方総出で掃除されたそうですが、意識しないと全然わかりませんね。ご苦労様でした。とても広い会場だったので大変だったと思います。
少し離れたところで一所懸命に経典?を唱えてらっしゃる二人が気になりました。
ボクには信仰心はありません。
昔の人は疫病が流行れば神様の怒りだ、天候不順も神様の怒りなどと天に向かってお祈りをしたのでしょう。
しかし信仰心のないボクでも日々の行いは八百万の神様が見ていると思って生活しています。だから誰も見てないと思ってゴミを捨てたり困っている人を見て知らんぷりしたら神さまに怒られるとは思います。それくらいです。

このまま帰ればよかったのですが花背の三本杉も見てきました。
ビックリするほどの存在感。杉が見えるところでカロリーメイトをいただきました。日本一高い杉と紹介されたようです。ここも峰定寺から徒歩30分くらいです。けっこう登りますよ。
皆さんも是非!

Roadie´s Cafe

京都の Kangooの小さな移動販売車カフェです。 趣味は自転車🚲 サイクリストのためのほっと一息できるエイドステーションのような店を目指しています。

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