この水路はどこに行く？ 2

前回は北山通まで。

水路は北山通の下をくぐります。

表に出るとこんな感じです。

もう、完全なる用水路。

生活とは全く無縁の水を通すだけの通路です。

このまま南進します。

次に現れるのは北白川疎水です。

わかりにくいですが左右に流れるのが疎水。地図ではクロスしているのですが結果はまあまり予想してなかった半分北白川疎水に流しているということ。どっちも人工的な川なので交わることなく下をくぐるなどしてクロスしているとばっかり思っていたのであっけなくチョロチョロ水が流れていたのには笑いました。

これが第二のおもしろい現象。

本流はそのまま南進するものの、何度も直角に曲がって北大路通に。

ここも北大路通りの下をくぐります。

それも入るところと出るところは50mくらいズレてます。

ということは何十メートルかは道路の下なのです。

北大路通入る前、途中、出るところの連絡写真です。北大路通から南は柳が植えられたりして風情はありますがなにぶん川に情緒がなさすぎ。深すぎるしね。水害対策ならお坊さんが歩いて あた松ヶ崎界隈はどうなんでしょう？2年前の送り火の時、大雨であの水路には水があふれて、道路と水路の境がわからなくなって水路にはまった人を知ってます。それも生活のような気がします。いよいよ水路のゴールが近づいてきました。

だんだん水路に沿って走ることが難しくなってきました。家と家の隙間を流れています。

一度水路を見失って再度水路が現れた時、目の前にあったのはなんと！下鴨神社の森でした。

このまま水路は下鴨神社糺ノ森の奈良の小川になるようです。

これが第三のびっくり。

思いがけない発見で大勢の方に教えてあげたい反面、見てはいけないものを見てしまい黙っておかなければならないような不思議な気持ちでした。